美容液で美を追求2

美容液コラム2

自分はもちろん同級生達の進学や就職が決まって高校時代も残りわずかの頃になると、女子には『お化粧の講習会』が学校でありました。

 

それ以外にも、就職・進学のシーズンはお化粧のことを知るチャンスが結構ありました。例えば、新しい顧客を開拓しようとがんばっていらっしゃる化粧品販売店さんは、友達から友達への口コミを利用して女子高生達を集め、たびたび『無料講習会』なるものを開いていました。(今もそうでしょうか?!)

 

私は、友達のAさんに誘われ、訪問販売業界では結構名の知れていた化粧品販売店へ行くことになりました。

 

その当時住んでいたところから自転車で15分程のところにそのお店はありました。大通りに面しているものの、こじんまりしているお店にドキドキわくわくしながら入ると、すでにそこには数人の学生がいて、もうすでに説明も終わって帰ろうとしているところでした。その学生達に話しかけている販売店のお姉さんはロングヘアーでとっても美人でした。お姉さんが私と友達をみつけると

 

「こんにちは!どうぞこっちにすわって。」

と快く招き入れてくれました。先に来ていた学生達が帰ると早速、美しくなるための初めての『講習会』が始まりました。

 

 お化粧は好きだったけど、肌をきれいにすることに関しては、よく知らなかったので一番初めに洗顔の話が始まったときには『え?ファンデーションからじゃないの?』って思いました。

 

洗顔は確かにニキビ予防に使っていましたが、治ってからは、朝は水で、夜はお風呂の時に石鹸で洗うくらいでした。説明を聞くまでは毛穴の汚れや肌からでる余分なものを落とすなんて、ほとんど考えてなかったです。

 

タオルを頭に巻いて洗顔を終えると、次に化粧水の説明を聞きながら、たっぷりの化粧水をつけました。ほとんど何もつけたことのない荒れたお肌にいきなりつけたのでちょっとピリピリしました。

 

そして、ついに美容液にめぐりあいました。化粧水のビンとは違って上品で綺麗な小瓶で、つける量も化粧水と比べるとだいぶん少ない・・・。
と、ここで美容液をつけるのだろうなと思っていたら、
「高校生の皆さんは若くてハリもあるからまだ必要ないです。なので今日は使いません。」
ということで飛ばされてしまい、美容液の話は手短に、でも、要点だけはしっかりと教えられて終わりました。

 

美容液で美を追求2

 

次の乳液の話は美容液のことが気になったままだったので、お顔に乳液を塗って説明を聞いても上の空で、気がつくとクリームも塗り終わり、

「はい基礎の化粧はおわりです。」

 

といつの間にか説明は終わり、最後のほうはわかったようなわからないような・・・。しかも普段、乳液やクリームを使わない私の手つきはぎこちなかったようで、一緒に来た友達のAさんとは正反対でした。

 

Aさんは美容室の娘さんで、毎日いろいろお肌につけているらしく、綺麗な手つきで塗っていたので、販売店のお姉さんに

「手付きが良いね〜!いつもクリームとか塗っているの?」

と褒められていました。

 

クリームを塗るだけのことがさらっと出来ず、なんだか女の子じゃないみたいな気がしてちょっと恥ずかしかったです。

 

それよりも、私的には冷たい冬の空気にさらされ荒れたお肌に、高級そうで、私のお肌をすぐにでも綺麗にしてくれそうな、あの説明だけで終わった美容液をつけてみたいなあと思いました。でも、まだ10代の私には勇気がなくて黙っているしかありませんでした。

 

なんといっても、無料講習会ですから言えるはずはありませんが・・・。
たぶん、いい大人になった今なら言えるでしょうね。お肌もあの頃と違って美容液無しではいられないので尚更ずうずうしくもなれるでしょう。

 

そんな風にお肌のための基礎化粧品について体験し終えると次はメイクです。ファンデーションやアイシャドー、口紅を塗ってみたい年頃だったのでとっても楽しみでしたが、メイクする時、鏡越しに基礎化粧の説明のときに使われなかったあの美容液、○○エッセンスのビンが映るので、そちらのほうをちらちらと見てしまい集中できませんでした。

 

美容液の話も聞かずそのビンも見ていなければ、もっとメイクに集中できたのでしょうが、いいものだと聞かされた後にお預け状態だと余計に気になってしまい、聞いていたはずなんですが、今でもメイク用品の説明やメイクの仕方のことはあんまり記憶にないです。

 

こんな風に美容液と出会った私でしたが、美容液を使うのはまだまだ後のお話です。

 

美容液のお話3へ続く